今回は「OSqlEdit」(SQLエディタ、開発・運用ツール)のインストール方法と、便利な使い方をまとめてみました。
こちらのツールはOracleのデータベース用のSQLエディタ、実行環境をして使えるものです。

Oracleインストールしたけど、SQL*Plusだと難しいな…

便利なSQL実行環境「OSqlEdit」があるよ!
OSqlEditインストール方法
OSqlEditはOracle用のSQLエディタです。
入れておくと便利なので、インストールすることをおすすめします。
1. ZIPファイルをダウンロード
2. ZIPファイルを展開
3. アプリケーションを開く
ZIPファイルをダウンロード
以下でZIPファイルをダウンロードし、使用できます☟
OSqlEdit Oracle SQLエディタ (開発・運用支援ツール)
ダウンロードは32bit版と64bit版があるのでPC環境に合わせてダウンロードできます。
64bitだと今の時点での最新版はVersion 10.1.4.7です。
基本的にはライセンスの購入が必要と書いてありますが、購入しなくても無料で使用することができます。
ZIPファイルを展開
ダウンロードのところに先程ダウンロードしたZIPファイルがあるので、展開します。
展開先はどこでも大丈夫です。
アプリケーションを開く
中にあるosqledit.exeというものがアプリケーション本体です。
※~.exeが付いていない場合は拡張子が隠れている場合があります。
~.exeが付いていない場合はエクスプローラーの上の表示の中にあるファイル名の拡張子にチェックが付いていないので、確認してみてください。
これでインストールは完了です。
OSqlEditのココが便利!!
ここからはOSqlEditの便利な使い方や便利機能を紹介していきます。
インストールした方はこのまま初期設定をしていきましょう。初期設定によってショートカットキーなども設定できるので自分の使いやすいように変更可能です。
ちなみにライセンスを購入していない場合、以下のような画面が頻繁に出てきますので、ライセンスを購入するか、OKを押して次に進んでください。
OSqlEditで接続楽々
OSqlEditではアプリケーションを開くとすぐ最初の画面でデータベースへの接続ができます。
USER、PASSWORD、TNSサービス名を入力し、接続できます。
入力した情報をログイン情報を追加で記録しておくことができます。
また、ログイン情報の設定で、他の接続情報を追加したり、削除したりできます。
ADDで追加、EDITで編集、UP、DOWNで順番の変更、DELで削除ができます。
ここで、接続情報を入れなくても接続する方法があります。キャンセルを押すと未接続でOSqlEditの中に入れます。connect文で接続することも可能です。
sql_libフォルダに接続先をまとめよう
Oracle内ではたくさんのインスタンス(データ入れられるメモリ、データベースのようなもの)を作ることができます。たくさん作る際には接続先をまとめておくと良いでしょう。
ZIPファイル展開した先にosqledit_10_64フォルダがあります。その中にsql_libというフォルダがあります。
sql_libの中に接続情報を書いたものを追加していきます。
私はsql_libの中に「環境」いうフォルダを作り、接続情報を入れたsqlファイル(~.sqlというファイル名)「DATABASE1.sql」を入れました。
OSqlEdit開き、ツールからSQLライブラリを開きます。
その中に先程作った「環境」フォルダがあります。その中に先程入れたsqlファイルがあります。
①「環境」フォルダ
②sqlファイル
先程接続先を書いたsqlファイルが開きます
ショートカットキー設定
OSqlEdit内でショートカットキーを自分で設定することができます。設定しておくと作業が早くなるのでお勧めです。
ツールのキー割り当てのオプションを選択します。
分類を選び、新しいショートカットを入力から、自分の好きなショートカットキーを登録できます。
ちなみに私はカーソル行のSQLを実行が便利なので、ショートカットキーを登録しました。
SQL文作成機能
SQL文が簡単に作れると嬉しいですよね♪
OSqlEdit内ではSQL文を作ってくれる機能もあります。
OSqlEdit内の右側には、作成したテーブルなどの一覧が見れます。
SQL文を作成したいテーブルを選び右クリックするとメニューが出ます。SELECT文、INSERT文、DELETE文が作れます。
試しSELECT文作成をしてみます。左に作成してくれました!
オブジェクトソースの取得
テーブルなどを作成した後、そのテーブルをどのように作成したか見たいときありますよね。つまり各テーブルなどのCREATE文を見たいときに使える機能がオブジェクトソースの取得です。
テーブルを選択し、右クリック→オブジェクトソースの取得を選択しましょう。
CREATE文が表示されます。
候補を出す
OSqlEditでは、SQL文を書くときに途中まで書くと予測して候補を出してくれる機能があります。
途中まで入力してctrl+スペースキーを押してみましょう。下に候補を出してくれます。
ちなみに「USER」から始まるものは、今ログインしているユーザーが所有しているオブジェクト(テーブルなど)の情報を見ることができます。
最後に
Oracleを使い始めた当初は、SQL*Plusを使用していたのですが、やはり黒の画面で、文字だけ入れるのがどうしても苦手でした(PCにあまりなれていないので)
OSqlEditだと便利機能がたくさんあり、操作が簡単なのでOracle初心者にはお勧めです。
OSqlEditの便利機能についての新しい記事はコチラ☟

OSqlEditと一緒に使うと便利なOsqlGridのインストール方法と使い方についてはコチラ☟

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